作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

たまの休みに

5月27日
ひねもすのたり


せっかく頂いたのにコメント欄が妙だ。
1件のコメントだけが従来とは別のページからしか見られないし、そのコメントに返信しようも返信欄が消失。妙だ。


最近、ピアノを弾くのが面白かったので調子に乗って練習していたら体を壊した。今朝目覚めたとき、喉と頭と体に痛みを覚えたので近くの割と大きな病院へ行くが、午前の受付は終わっていたため午後まで時間が空いた。近所の好きな蕎麦やで冷やし中華を待つ間、持参の漫画を読む。久しぶりにぽっかり、休み。


適度に休むことがことのほか苦手で、起きて焦るか無心で寝るかの二択をとってしまいがちな日々であるが、こうやってゆっくり食事を待ったり、何をするともなくカフェに寄ったり、のんびり電話で話したり出来ると少し楽になる。無条件に居てもいいんだと感じる。



することをやめたり新しく始めたりの中で、ひとは何度も生まれ変わる。新しい私になろうとする。思うところあって今まで色々と失ったものをもう一度見いだしたいと格闘する日々の中で、過去と現在が連続せず完全に分断されているのを感じている。それは例えるなら過去の記憶を持ったまま生まれ直すことに似ているのかもしれない。過去を内包しつつ現在に生きることそれ自体が、鎮魂の儀式となり、創造の始まりとなるのだろう。