作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

こもごも3点

1.ライブ終わりました。
ご来場とCDのお買い上げをありがとうございました!

今後は、7月に一本ライブが決まっていて、あとは曲作り。8月に簡単ではありますが録音をして、9月からは録音物を持参してライブ行脚です。
詳細はまた後日に・・・お待ちくだされ。



2.ドメイン
自サイトのドメインを移行中で、ご迷惑をおかけしておりますがいましばらくお待ちくださいませ。
現在生きているのはこちらです。 →富山優子のサイト(http://www.cat-rat.sakura.ne.jp/



3.モニタスピーカー
ジェネレックさんいらっしゃい。
家にモニタスピーカーが来ました。
音源を再生するたび「こんなに良い曲だったのか!」と驚愕することしきりの今日このごろです。
だいたいにおいてCDって音が良いんですね。
あと、シンセの音を録音物にするのはむつかしいと思う。そのままだと音が前に出過ぎてしまうし、距離感の計り方に経験が必要そうである。

で、色々わさわさ聴くなかでも宮崎貴士さんの曲が凄く良い。以前、岸野さんから紹介された「ASTAIRE(アステア)」を聴き直してみて、ワッツ・タワーズで演奏していた「正しい数の数え方」もいいし、「タワーリング・インフェルノ」も、CDタイトル曲「アステア」も、「夕立ち」も良い、と書き連ねてゆくと全部になってしまうかな。
ピアノもしくはギター+うた、の基本形が際立つアレンジが丁寧に施されている。なんというか、デリカシーのあるバンドサウンドに聴こえる。勿論、曲そのものも魅力的で、コード進行もなんというか普通じゃなくて耳をひく箇所が多い。「春の夢」のコーラスワークなんかは、叙情的なコード進行なのにもかかわらず、おもに不安定な音程の線で構成しているから壊れる寸前の音楽になっている。とかなんとかこんとか。この調子で音楽を聴いていったら一生終わっちゃうね。

と書いていながらひきもきらず、Sergio Mendesのアルバム「Brasileiro」から"Lua Soberana"を続けて再生して、なんというか・・・もう・・・豊かなコード進行が全然図々しく聴こえなく、むしろ力強い歌唱こそが全面に出てください私は後ろから巧みの技でお手伝いをします的な、技術を惜しみなく注ぐさまのなんと豪毅なことであるよ。夏の終わりに聴いたら泣くな。

と書いているうちにTito Puente & His Orchestraのアルバム「Cuban Carnival」から"Cha-Cha De Pollos (Cha-Cha for Chicks)"を再生。空間の奥行きも広がりもちゃんとあって良いなぁ、ここで録れている音のざらつきが欲しい、to be continued...