作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

夏はじまりました。

東京における部分日食も生憎の曇り空、かつ長引く梅雨にここ最近すっかりしけっていたが、25日は墨田花火大会へ。よみうりランドの近くに住んでいたので、幼い頃から夏の花火には慣れ親しんでいたものの、歩行者天国のアスファルトに座り込んでほぼ真正面から対面する墨田の花火は想像以上にゴージャズだった。花火は良いものだ。特に、大尺玉が開いたあとで金粉のように闇へまみれていく残り火が好きだ。押上駅に降り立った時から、空気の淀みと人の多さに不満を垂れていたことなどすっかり忘れて、口を半開きにして夜の花に見とれていましたとさ。

今日は晴れていて、窓を開けると熱風が襲ってくる。花火を合図に、とうとう夏が始まってしまった。既に暑さにやられている。暑い夏に良いことなど無い。良いことはといえば洗濯物が早く乾くくらいだ。気づけばガリガリ君を食べている。そのせいか、演奏していてもイマイチ力が入らない。早くも少し夏バテぎみのようで、今夏を乗り切る自信が無い。今日は体力が回復するものを炒めよう。