作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

繊細なひと

最近の入力環境では、どうやらコメント欄が付かないので、書きっぱなし感がありはしますが致し方ありません。しばらくおつきあいください。


しばらく呆け+夏休み感により引きこもっていましたが、そろそろお尻に火が付いたタヌキです。
最近、目覚めてすぐに観た夢をメールしたり人に話したりしていて、夢のことをかなり鮮明に覚えている毎日。夢にやたら現実と関係のあることが出てきて(夢の中でも映画を作っていたり音楽を作っていたり)現実と混同したりもするけど実際はその半分しか創作していません。8月残り半分がんばります。


繊細なひとはその繊細さゆえに、そうでない人よりも現実を生きるのに苦労するように思う。だからとはいえ、その人の内面はその人にしか判らぬことだ。もしかしたら、その人自身にも判らないことなのかもしれず、ただ、敏感なアンテナに洪水のごとく外界が押し寄せてきては引っ掛かり、本人ばかりが反応してずたずたに苛まれてしまう、そういったことなのかもしれない。
人によっては感覚を閉じて成長することで、生きやすい鈍感さを身につけていくだろう。慣れや経験で、或る程度は感じないことが可能にもなる。
だからこそ私は、いまだに感じやすい人を信用できるのだ。子供みたいにして喜んだり泣いたり、そんなことをひそかにしてしまう人、決して楽な方を選んだりはしない人、いつまでも好奇心を失わない人、そういう人たちと心を通わせられる瞬間は、何にも代えがたい喜びとなる。