作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

そろそろ夏休みが終わりだYO!

夏休み中も、色々と演奏していました。その中でも特に印象深かった夏のライブについて。



8月21日 岡山ORiON
東京で知り合った木下デミタス一郎君というギター弾き語りの方が岡山で暮らすようになってから早や2年ほど。
今回は、彼が岡山で定期的に開催しているイベント「あいデミワゴン」で演奏させていただきました。
場所は、岡山ORiON。アットホームでお洒落なライブバーでした。店主のNORiさんはロックな女性で格好良く、演奏が終わってからは「また演奏しに来てね」などの暖かい言葉をかけてくださいました。

NORiさん(http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=orionnori



8月27日 相模原エッキミュージックサロン
MIXIで知り合ったエッキさん。彼女の主催する音楽教室兼ライブスペースで、ランチタイムに演奏させていただきました。ランチタイムのライブを始めたばかりとのことで、早くもエントリーしちゃいました。
JR相模原駅から程近いミュージックサロンはとても居心地がよくて、ついつい長居してしまいそう。店主のエッキさんはプログレのキーボード弾きで、ちゃきちゃきとして実行力のあるやり手社長というかんじ。屈託なくテンポの良い話しぶりが面白く、いろいろお話してきました。

エッキさん (http://tgs.main.jp/

当日はライブの模様をユーストリーム配信していました。けっこう反響あるみたいです。
ユーストリーム配信 (http://ustre.am/hY25




これは本当に最近思うことなんだけど、ライブハウスや飲食店や企画など
様々な場所で営んでいる女性の社長さん(でいいんだよね?)や責任者さん達は、かなり大変な現実に追い立てられたこともあっただろうにもかかわらず、いつもかろやか。いつも物事の明るい面や良い部分を前に引き出して、経営をめいっぱい楽しんでいる印象を受ける。どれだけ沢山の人やモノや金を動かせたか、よりも、気のあう仲間と手作りで、自分たちでやれることはやってしまおう、そして楽しんでしまおう、っていうやり方そのものに人が引きつけられ、集まってきているような気がする。彼女達からは、頭と体を動かせる人特有の自発的エネルギーを感じる。決して甘えたり媚びたりしない。だからカッコイイ。
彼女達は割と口を揃えて「なんとなく、こうなっちゃいましたアハハ」と明るく状況を説明する。傍から見たら120%自己実現していそうなのに、もしかしたら彼女達の中にも、今とは異なる「なりたかった私」像があるのかもしれない。それでも言い訳はしない。アレのせいでこうなれなかった、もっと繁盛してもいいのに、などと愚痴ることもなく、現状を把握する冷静さと継続する胆力を持っている。出会いのチャンスは逃さずに、イザというとき新天地にポンと飛び込める身軽さも身につけている。そしてどんな状況でも明るく振る舞える。





私も細々と音楽活動を行う身としてがんばろうと、大いに励みになりました。