作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

5月20日 昼は井のいち、夜はモナレコードで演奏でした。

日曜日の昼は、石神井の氷川神社・神楽殿で富山優子アコースティック楽団の演奏をしてきました。石神井公園の緑も目に眩しく、野外演奏するには最高の日よりでした。


富山優子アコースティック楽団
(ピアノ・ボーカル 富山優子、ヴァイオリン 若宮百香、チェロ 平井祐希、コントラバス 信友裕子)


【本日のセットリスト】
1.不慣れな僕ら
2.かっこう
3.デジャヴュ
4.G線上のアリア(バッハ作曲)
5.ルフラン
6.私の望み
7.僕らの時代


井のいちは去年に引き続き2度目で、去年よりも今年のほうが盛況のようでした。
新しい試み、森の図書館 森に図書館があらわれました。

図書館は昔から大好きで、今でも良く行く場所です。学生時代は、富山が予約をした本は必ず早く返却されるという伝説があったとかなかったとか。活字離れとかいわれて久しい昨今ですが、この盛況ぶりをみれば未来も明るいですね!

今回は主催者から依頼があり、現在の職業に関係のある好きな絵本を紹介するコーナーに寄稿をいたしました。練馬区内の図書館にある絵本を、ということだったので、ぱっと思いついたのが谷川俊太郎さんの「みみをすます。」でした。

この本は小学校低学年から自宅にあり、見てみたらわかるのですが挿絵が子供心に恐ろしく、へんてこで、ニヤニヤ笑いながらよく見ていました。

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小学校以前は、しょうらいのゆめはかんごふさん。と書いていたらしいのですが、小学校低学年には、としょかんのひとになりたい。と鞍替えしていたので、このような形で文章を書いて少しでも関われたのが嬉しかったです。
何故図書館の人になりたかったかというと貸出が格好良かったからで、現代は貸出時にバーコードを読み取るのですが、昔は本の裏表紙に貼ってあるカードに日付のハンコを勢いよく押すシステムになっていて、そのハンコを押してみたくて仕方がなかったという理由からでした。



そのあと夜は下北沢モナレコードでソロ演奏をしてきました。ツアー後に強く思ったことがあって、自分に出来る音楽を思い切りやろうと決めてからはソロの演奏も新しい出会いもいちいち楽しく、なんだか吹っ切れたような気がして帰り道は遅くなっちゃったけど気分がよかったです。