作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

今日のブログ 8/11

日がな一日、バンド録音のマスタリング作業であった。そんなに大層な作業ではないが、とにかく微調整と待ち時間が多くて疲れる。客の来ない受付嬢みたいなものだ。


なにはともあれ、バンド録音の第一弾が完成した。あとはCDジャケットを待つばかりだ。万歳。
次は、ライブの準備である。本来ならば、バンド録音を完成させてからツアーライブの練習を始めるのが順序なのだろう。やっとその段階に少し足を踏み入れたということだ。しかもまだ録音が完成したのは3曲のみである。先は長い。

バンドサウンドでピアノだけの使用に飽き、先日からオルガン導入に悪戦苦闘している猫山(筆者)である。本日の夜練は、マルチキーボードの練習であった。マルチキーボードとは、このようなことを言う。


UKのエディ・ジョブソン


会場に楽器を運ぶだけでも、ちょっとした引越騒ぎである。先日のUK来日にも、この鍵盤の山と、テリーボジオのドラムセットを持って来たのだろうか?


かたやボジオのドラム要塞 inジャパン 総重量が知りたい


これら2つのセットがステージ上に並んでいるのだから、ジョン・ウェットンもベースを一度に4本くらいは持たないとバランスが取れまい。


猫山もオルガンとピアノを同時に弾く練習をしている。

今日の猫山セット ちんまり


猫山は最近のクラシック音楽の作曲教育inジャパンには珍しく、YAHAMAの教室を経ておらず、エレクトーンも弾いたことがない。鍵盤が2つあると


「??」


となってしまう。右手が高い音、左手が低い音、の配置に慣れているので、逆がとても難しい。その他、左手での刻み(和音でリズムを叩くこと)、細かいコントロールが必要なフレーズ、等、左手が右手のように動いてくれない。ようは左手がポンコツなのだ。くやしい。一体どうすれば左手を使いこなせるのだろう。


こういうときは先輩の技を参考にするのが一番だ。



リック・ウェイクマンのキーボードソロ

コレのすごい所は、作った音色に良く合うフレーズばかりを弾き倒している点で、たいへん聴き映えがする。キーボードの店頭販売みたいなもので、この楽器さえ買えば自分も同じようにカッコいい演奏が出来るような気がしてくる。
そういった点だけでなくても、プレイが凄すぎて参考に出来なかった。猫山に手が4本あれば・・・。

明日もやってみます。

それでは