作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

ありがとう 『デンデケプロダクション vol.1 』

東京軽音楽団、[重力2(ジュウリョクツー)]を中心に、[U-MA]などのイベントを気まぐれに企画してきたデンデケプロダクション。
昨年、重力2が[渋谷Last Waltz]に出演した事をきっかけに、2013年よりこの素敵過ぎるライブハウスを勝手に根城とし、隔月で定期イベントを始動させることを決定。
デンデケプロダクションpresents、その名も[デンデケプロダクション]。ライブハウスをかつてない様々なお楽しみのるつぼに変える、歴史的なイベントが今、ゆるゆると幕を開ける…乞うご期待!


☆☆☆☆☆☆☆☆
栄えある第1回目に、出演、もとい目撃してきました。
多摩のかんじがする重力2というバンド、カッコよい上にホッとします。
私も多摩出身なので。


たくさんの人にもまれて、いろんなことを感じすぎて、考えすぎて、いまだ混乱してるけど…感謝!

[本日のセットリスト]
1.僕らの時代
2.DULL
3.Human Woman(新曲)
4.揺り舟
5.realite〜レアリテ
6.Click,Flick,Days


ライブペインティングもありました。

私も要メガネでしたな。


バンド演奏のラストは、楽しかっこいい重力2!

ガラクタの世界♪
風は吹いてるか♪ ←この曲も超好き。今日も朝から既に10回くらい聴いた。


女子ドラマーのまりかさんに、テンションあがるわ。
ステージを降りると、前里さんはちょっぴりシャイなナイスガイ。
どうもありがとう!またやろう!


バンドの中にいると、自分を見失いそうになる。
そういうもんなのかも。
自分を見失い、共同体に組み込まれていくのがバンド文化なのかも。
いや、まだよくわからない。そうじゃないバンド文化もあるのかも。
あと、男率が高くて、いまだに多少怯える。女子求む!
アコースティックグループと、エレクトリックバンドは、全く違う文化だった。バンドでやるなら、エレクトリックのほうに侵食していきたい。今まで自分が扱えるのがアコースティックの楽器ばかりだったから、自分もそっちの人間かと思ってたけど、好きなこととかやりたいことは、もしかしたら違うのかもしれない。今更だけど…キング・クリムゾンが好き☆とかいってる時点で、違うだろと気づけばよかった。

バンドの中で女がやっていくには、おっさんか色気か母性を担当するしかない、気がする。まだ初心者なので、あくまでも気がするレベルなのだが。はっ、こ、これは、日本の会社と全く同じではないか。
気にして考えすぎてもどうなるわけではないので、気にしないでやっていくしかないし、自分はおっさんでも色気でも母性でもない。

重力2は、きわめて自然体に見えたな。だから好きになっちゃったんだろうな。



ほか、音楽の話とかマジメな話とかしたいのに、ライブハウスで会うと大音量のせいで(て、自分らの演奏なんだけど)話が出来ないし、みんな酔っ払ってるから話がしづらい。
友達になってライブ外で会えって話かな。そうかも。じゃぁそうする。


お酒なしで、ライブ後は皆でお茶しながら互いの音楽や好きな音楽について喧々諤々と言い合うライブなんて、ストイックすぎるかしら。
お客さん来なさそう。笑


バンドライブはやっぱり、皆で集まって、音楽を媒介にお酒を飲んだり盛り上がったり社交したりする要素が強い気がするから、それに乗らないと置いてかれちゃうのかも。重力2の素晴らしさについて語りたかった。楽曲分析をしたかった。そんな客、ほかにいないよね。笑



と、なんだかんだいってますが、バンドのライブで沢山の人たちの中にいるのがきらいなわけではありません。
昨日では足りなかったので、いつかメンバーをつかまえて、重力2について語ろうとおもいます。


ライブハウスを色々な人が集まる場所にしたい、というデンデケプロダクションを応援しています。