4月30日
もう2年ぶりぐらいかもしれません、久しぶりに新高円寺スタックスフレッドで演奏しました。(確認したら2013年2月以来でした)
以前は結構頻繁に演奏していたのにすごく久しぶり、だけど、共演者はさいとうさっこさんにタカスギケイさんにうっしーさん。いずれも知り合いの演奏者なので、和みました。
お店の中村さんには「豊かになった。まるで別人」といわれました。よかった。
夜のギターズ(タカスギさんとうっしーのユニット)でエンニオ・モリコーネを演奏していたので、アフターのバータイムでは、ひとしきりモリコーネの話と鑑賞会になりました。
あたらしいのに、なつかしい面々。
さっこちゃん、髪ずいぶん伸びたね。
5月1日
名古屋行きの準備。音楽も、身支度も。紗矢さんとの連弾をさらったり、フライヤーを準備したり、もろもろ、ゆるゆる、休みながら過ごす。
5月2日
久しぶりに名古屋上陸。道中の富士山は、雲に隠れて下しか見えなかった。
しかし、すっかり暑くなりました。
演奏する”たたらば”のある吹上には初めて行くので、早めに到着して近所のカフェなど行きたいところ。名古屋イズ喫茶文化。
吹上に到着。あまり・・・建物が・・・見当たらない。
ともかく、たたらば到着。
店前で写真を撮っていたら、お店の方々がいらっしゃいました。あとから知った話では、音楽をする方、鈴木実貴子ズさんのお二人とのことです。
親切にも自転車を貸してくださり、割と近所のお店をご紹介いただきました。
たたらばから自転車で数分、マルヨシコーヒー。
死ぬほど落ち着く。
名古屋チャージもしたところで、菊地紗矢さんのレコ発に参ります。
会場の壁一面に書いてある絵が、なんともいえず個性的で、夢幻というか不思議な世界で、絵の世界に吸い込まれそうな気持ちよさを感じさせてくれます。
リハ
ピアノは、珍しいWilson製。一度、鍵盤一つ単位でバラバラに分解してから搬入したらしいです。
紗矢さんからは音楽への愛が、会場を埋め尽くしたお客様からは紗矢さんへの愛が満ち溢れていて、特別な空間を作り上げていました。私も精一杯のお祝い演奏をさせていただきました。
【本日のセットリスト】
1.虹
2.かっこう
3.ホントのワ・タ・シ
4.シノバズ
5.CPU
6.若草の頃
7.ハイデリッヒ
8.永遠を観る子供たち
9.おおグリーン
最後には、二人で連弾を!
紗矢さんの曲「ラブソング」に1stピアノとコーラスで参加。「薄明」は、ヴァイオリンの長谷川さんも一緒に演奏してくれました。
特に「ラブソング」はピアノの多重録音とコーラスが印象的な曲なので、連弾したら絶対にカッコイイだろうな~と思っていたので、一緒に演奏できて本当に嬉しかったです。会場には、私を名古屋に導いてくれたDinner Setの福沢さんも来てくれて、「ラブソングの連弾では、曲本来の形をライブで聴けた」と言ってもらえました。
私の中で天才の名を欲しいままにする菊地紗矢
CDの誕生と、菊地紗矢の誕生日と、素晴らしい日に立ち会えて、本当に嬉しかった。
ありがとう。
帰り際になって、壁画の作者であるエトウに出会えました。
エトウと壁画
エトウは、良くたたらばに居るそうなので、ぜひ会いに行ってみてください。
写真のとおり、お店にはドラムもあるので、いつかバンドやデュオでも来てみたいな。
たたらばの強く美しき女たち
奥の左から、CDジャケットを書いたセロさん、きくちさや、私、エトウ、手前がたたらばを作ったスズキミキコさん。
大須にあるアトリエモンゴル・麻芽のとみーさんもそうだし、私と紗矢さんを出会わせてくれた磯たか子さんもそうだし、名古屋では元気な女の人に沢山出会えている気がします。とても面白いよ。
夜は紗矢さん宅に一泊させていただき、ガールズトークをしちゃいました。嬉!
紗矢さん、ありがとう。これからもよろしくね。
菊地紗矢の音楽を聴いてほしい。
↓CD情報など、こちらです。是非ご覧ください。↓
菊地 紗矢 -Kikuchi Saya- web - 菊地 紗矢 -Kikuchi Saya- web
5月3日
名古屋2日目も、当然喫茶です。
紗矢さんのお母さんが学生時代に来ていたというボンボン、歴史が違います。
名古屋では、喫茶を頼むと自動的にお茶請けがついてくるらしい。
そのあとはバンドのリハに向かうという元気な紗矢さん。
JUNOを背負っています。私と同じだ。
楽しい名古屋でした。ありがとう!
5月4日
骨休め。DVD『ミッション』を観る。やっぱりモリコーネの音楽は最高。
5月5日
自然と触れ合う。
5月6日
日付ちょっと飛んで、バンドリハ。最近の曲のアレンジを見直したり、有意義な練習だった。バンドもじわじわ良くなる。嬉しや。
たたらばで店頭販売していた貝殻のピアス。知多半島の貝を使った手作りだということと、紗矢さんと、おそろいっぽかったので買った。作者の「もこもこさん」がいらしていたので、ピアスからイヤリングに変更のお願いをしていた。それが来ていた。
アクセサリーって特別なものやライブ以外は、あんまりしないんだけど、これは自然そのもの感が気に入りました。(貝柱の跡が愛おしい)
私がつけると、南国の女感がアップしてしまうのが若干恥ずかしいですが・・・ライブでつけさせていただきます。
人と、自然と、音楽がひしめく渦の中で、たとえようもない幸せを感じられることが貴重。
生き続けていて、よかった。
もうしばらく生きられますように。