11月7日
神保町試聴室で、富山優子ワンマンライブでした。
ワンマンライブは去年の8月ぶりでした。前半はピアノ弾き語りソロ、後半はピアノトリオでお送りしました。
【1st stage】ピアノ弾き語り
1.てにふれ
2.味方だよ
3.やせがまん
4.かっこう
5.吾子(あこ)
6.ハイデリッヒ
7.ひとつだけ
8.おばあちゃんの歌
9.おおグリーン
10.おんがくのかみさま
新旧の曲を取り交ぜ、じっくりと演奏しました。
【インターバル】主宰の小暮さんとトークセッション
二人の服装の統一感があり、面白かった。企画の趣旨など。
【2nd stage】ピアノトリオ(ベース:上田哲也 ドラムス:よしじまともひと)
1.Click,Flick,Days
2.よろこびの種
3.Walkin', Wallin' Dream
4.サイレン
5.僕らの時代
6.サノハナ(茶の花)
7.ホントのワ・タ・シ
8.羊は列車から降りて
9.永遠を観る子供たち
ベースの上田哲也さん、ドラムスのよしじまともひとさんにサポートしていただきました。素晴らしい演奏をありがとうございました。
安心感の中で演奏できる、幸せな時間でした。
今回のメンバーでしか出来ない演奏が出来て、嬉しかったです。
今までいろんな人と自分の曲を演奏したことあったけど、今回のように自分からサポートをお願いするのは初めてで、どうなるかなと思っていたけど素晴らしい演奏になったのは、お二人の確かな腕と人柄の良さに頼るところが大きかったと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです。
このメンバーで、ぜひまたやってみたいです。
私は自分の曲を愛しているから、一緒に演奏してもらえるのがすごく嬉しい。
で、今回もリハのあととかに、この曲はあんなメンバーでもやったな、あのバンドとやったな、とか色々思い出したりして、そのときどきの演奏も結構覚えてるもんだなと思ったりした。今までの演奏経験や一緒に演奏した人たちとの記憶は、現在も私の中に確かに生きていて、たまに顔を出して一緒に演奏してくれたりするから面白い。だからきっと、今回の演奏も色濃く私の中に残り続けて、これからもたまに顔を出すんだろうな。
ワンマンライブだから、みんな聴きに来てくれた。数年ぶりに会う人たち、長く私を観つづけてくれている人たち、初めて聴いてくれた人たち、少しずつ増えた音楽仲間、出会った時間がばらばらで、時間の軸がどこなのかよくわからなくなって、頭ン中はぐるぐるしていた。曲も、10年前に書いた曲から今年になって書いた曲まで様々で、そのときどきの環境や付き合っていた人たちや考えが思い出されて、交錯する記憶の中でもみくちゃになって、たまらない気持ちになった。
音楽と人と思いが渦巻く会場に居ると、今まで選んだもの手放したものぜんぶで自分が作られていて、ずっと自分の中で生き続けているのがわかった。
ワンマンライブは、人生の縮図だった。今ここでしか見られないカオスな景色の中にいて、今日を体験できてよかった。みんなで一緒に体験できてよかった。
いつかまたやります。それまでお元気で。
どうもありがとう。