最終日の愛媛県今治市で宿泊した『森』という場所が、とてもユニークでした。
古民家に宿泊できるのですが、中は本やレコードがいっぱい。読書会もやっているって。

この奥に本やレコードがわんさかある。

近所だったら間違いなく孤読しに行ってる。

ホホホ座というライブスペースも運営している吾一さん、ゆみさん。

置いてあるオススメ本に福祉や精神ケアがテーマの本が何冊かあったので聞いてみたら、彼らは福祉に関わっていて、作業所も運営していると。岡山の牛窓に「ぬかつくるとこ」という当事者研究で有名な場所があるんだけど、そこの話とか出来たのが嬉しかった。今治カラーショウのイベントで彼らの立ち居振る舞いを見ていてただものではない感がしたし、今治での活動について話していて志のある人たちだなぁとすごく刺激を受けたし憧れた。自分たちの地域を音楽で元気にしたいという思いを感じる。

おばあちゃんちを思い出す。

エッヂのきいたプリンとハーブティに心ほぐれる。

広い広い二階のお座敷では、現在は展示の真っ最中。

広いお座敷に2人きり、夜はちょっと怖いかな?と思ったけど、アヤコさんと旅を振り返ってめちゃくちゃ喋って爆笑して寝ました。

こうやって昔からの場所を大切にして、今の自分たちに引き付けていくのが素敵だし、彼らにとっては自然なことなんだと感じた。東京の人が縁もゆかりもない場所に行って古民家経営を始めるのとは、少し違う。
それにオシャレ!食器の一つひとつ、置かれているもののセンスのよさが際立っていた。
今治・森(ホホホ座別館)
森をあとにして、次は海へ。今治市役所の前ではスクリューをバックに運転するかっこよい私。

2度ほど出演させていただいたコミュニティラジオ・エフエム今治へお邪魔しました。
目の前が海という絶好のロケーションが素敵すぎた。
その場で生放送に乱入させていただく…ありがとうございます。
今回のツアーのこと、昨日のカラーショウでの感想など話しました。
右側が美しすぎる海。

そのあと、松月堂という大判焼きのお店に行ったら「さっきラジオに出ていたね」と言われました。なんという機動力でしょう。素晴らしい。

海側を少し走ってから、しまなみの橋を眺めながらお昼ごはん。
伊予水軍という、とても立派な食事処に連れていってもらいました。

充実した海の幸!


ようやく瀬戸内のお刺身が食べられたよ〜〜〜〜涙涙

窓の向こう側は海という最高のロケーション。お腹いっぱい胸いっぱい。
とにかく瀬戸内の海は最高なのだ。

アヤコさんが昔に泳いだというあたりを見せていただく。
この日はお天気も最高だったな〜

80年代風

単純にデスクワークしてないからってのはあるけど、心を柔らかく解放してくれるツアーは良いツアーだ。

このあと瀬戸大橋側のルートで岡山まで。ここでもガス欠未遂事件があったりと、なかなか盛り沢山なエンディングでした。岡山に着いたら爆速で自分の楽器を置きに帰り、車とバイバイしました。すごいドライブだったよ!
帰りの新幹線では、松月堂の大判焼きを食べました。地元では「たいこ焼き」というらしい。岡山のおばあちゃんは「ふうまん」と言っていたな。

甘さ控えめのあんこがみっしり入って、冷めたのも美味しかった。
美味しいお菓子と遅めの夕食を取りながら、アヤコさんと旅程を振り返り、またもや笑いながら帰りました。しっかり計画通りに行ったところと、不意をつかれてめちゃくちゃな旅、めちゃくちゃに楽しかった。
また行けたらいいな。