作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

5月29日
雨 つめたい

阿佐ヶ谷ネクストサンデーにて、即興系のライブ。以前より一緒に演奏した経験があるサックスのカリマタさんやパーカッションのmuupyそして今回主催のドラムの沢田さんが居たので、さながら同窓会のようであった。
ほかには今回初顔合わせになる、アコーディオンの丸尾丸子さん(口琴も)とアルトサックスのハリコ(フリー系)さんとの組み合わせもあった。
まさか、弾き語り色の強い阿佐ヶ谷ネクストサンデーでフリー即興をやる日が来るとは思わなかった。いま、即興って流行っているし、段々とハコのカラーてものも薄まっていくご時世なのかなという気がした。

内容はやはり、沢田さんとmuupyのリズム隊が組むと自然に呪術的要素が強くなって、それはそれで良かったのだが、思い切って私と丸尾さんのデュオセットでは、うたとピアノとアコーディオンの曲っぽいやつ、という設定で即興した。そうなると自然とモードをやることになる。
歌詞は、あまりよくは覚えてなくて、
大きな小石と小さな大石についての話になったように思う。
来てくださったお客さま、ありがとうございました。


5月30日
くもり すずしい

吉祥寺4th floorにてソロのピアノ弾き語りライブだった。自分としてはイマイチな出来だったので、もっとうまくパフォーマンスできるようになりたい。
思えば、自作曲のソロライブを最近怠って、即興やセッションなどの簡単に出来る形態に飛びついていた。バンドも、簡単に出来ると思っていたら実はそうではなくて苦労した。
即興も、セッションも、お声がかかったら嬉しいし、演奏出来て楽しいし、その場限りではあるが良い演奏が出来たらやはり格別の喜びを得られる。
しかしながら、本当に勝負すべきところはそこではきっとないのだろう。言い訳の出来ない場所へ追い込まれるのを避けていた。むろん、たくさん良いものをもらった。だから次はきっと、その技術や柔軟さを作曲と演奏に還元すべき時なんだろう。きっと。