作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

ツアー後半 名古屋へ

引き続き、ツアーレポートです。

5月4日から名古屋に居ました。初めての名古屋☆
今回のツアーが実現した、もう一人の立役者。バンド『Dinner Set』の福沢さんが名古屋で待ってくれています。
Dunner Setとは、2012年モナレコードのオーディションで知り合いました。ウチの『富山優子エレクトリックバンド』と共に2次選考へ進んだ10組の中で、試聴して特に気にいった曲がDinner Setの曲でした。そのことをtwitterでつぶやいたところ、Dinner Setの福沢さんとやりとりをするようになり、福沢さんが企画などやっているというサイノメでライブを組んでくれたのでした。

○5月4日 サイノメ
なにしろ名古屋が初めてなので、右も左もわかりません。あらかじめ印刷しておいたGoogleマップ(私はスマートフォンを持ちません)を頼りに、矢場町を彷徨いました。矢場とは、有名な名古屋の矢場とん発祥の地なのかな。
サイノメは2Fにあり、1Fは雑貨屋『麻芽』だと聞いていました。それらしい店構えを発見。

なにもかもが私好みのお店です。ノマド的というか…アジア雑貨や洋服で埋め尽くされた店内は、ちょっとした異空間でした。

民家を改造したようなお店で、2階のサイノメに上がると今から法事でも始まりそうなアットホームな雰囲気です。
角田健太さん。5月6日にお世話になるブラジルコーヒーの店長さんです。

当日は風がとても強く、木造の建物が音を立てて揺れていました。そのとき私は自分がナウシカにでもなったような良い気分になったのでした。


【本日のセットリスト】
1.僕らの時代
2.友達になろう
3.サイレン
4.ホントのワ・タ・シ
5.若草の頃
6.吾子
7.CPU

知らない人ともすぐ友達同士になれるのが音楽のいいところ。そんな気持ちをこめて、歌いました。
ともだち

当日の模様は、福沢さんもブログに書いてくださっています。ぜひ読んでください。
http://atelier-mongol.com/psy-no-me/blog/archives/878

ドローイングしていただきました。さすが皆、美大生!

1Fの『麻芽』さんでアルバムCD『僕らの時代』を販売してくださっています。店内でもCDが流れているそうです。早速売れているようです。名古屋へお越しの際は、ぜひ一度お店に立ち寄ってみてくださいね。本当に素敵なお店です。住みたい。



○5月5日
この日は、あるたくらみのためスタジオに籠もりました。
スタジオで地震が起こり、JRのダイヤ乱れがありました。

○5月6日 ブラジルコーヒー
名古屋の金山駅すぐ、最高の立地に喫茶店『ブラジルコーヒー』は建っています。今回は金山に滞在していたので、何度か食事でお世話になりました。
名物メニュー『鉄板ナポリタン』 名古屋といえば喫茶店!らしいです。

喫茶店で新聞を読む。中日新聞の4コマ漫画は初めて読みました。

この日は念願のDinner Setと共演。ライブで聞くのは初めてです。ギターのキリちゃん、GOOD! ウチのバンドメンバーにもライブを聴かせたい。

【本日のセットリスト】
1.友達になろう
2.デジャヴュ
3.かっこう
4.ロダン(Dinner Set曲)
5.虹
6.私の望み
7.ラストシーン

『ロダン』は好きな曲なので、勝手にカバーさせていただきました。Dinner Setノビさんの声と歌詞が良い。やって良かったな。
最後の曲は、去年の北陸ツアーの帰りにできた曲『ラストシーン』でした。演奏しながら、今回のツアーを最初から順に思い出してしまいました。

麻芽(まめ)の、とみーさんから、おみやげをもらいました。花。

今回のツアーでの一番の収穫は、新しい友達です。ありがとう

帰りはギリギリまでブラジルコーヒーに居て、夜行バス乗り場に駆けつけました。
なんだろう……東京でも、こんなふうに新しい出会いや友達を作れるような活動をしていきたいと思った。

また音楽つくって出会いに行きます。ありがとうございました。 終


Dinner Setの福沢さんと なんだろうこの面白い距離感