作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

関西ライブの中日です

ちゅうにちではなくて、なかびです。


11月2日
以前から気になっていた図書館に行ってきました。
村上春樹の小説『海辺のカフカ』の登場人物は私立甲村図書館に住んでいます。苔むした洋館の扉をくぐるとコンシェルジュのデスクには小さな灯りが点り、その奥に張り巡らされた本棚には、皮の背表紙がついた専門書がひしめいている・・・そんな記述だったかどうか定かではありませんが、いずれにせよ想像力をかきたててくれる文章でした。
この図書館は村上春樹の創作ということですが、モデルになったかもしれないといわれている図書館は複数存在しているようです。近所だったので、行ってきました。

芦屋図書館打出分室

重要文化財に指定されているそうです。そうだよね、これほどの建物だもの…。昔は何に使われていたのでしょうか。

帰りには、たまたま見つけた洋食屋さんでお昼ごはんにしました。雰囲気が昭和でいいかんじ。


そのあと、友人と会うため京都へ移動。時間が少しあるので、観光をしてみようと思いました。
渡月橋

嵐山まで、嵐電(らんでん)と呼ばれる路面電車に乗りました。ちょっと寒かったけど…気分がよかったです。
ぼちぼち紅葉していました。京都の秋はこれからですね。


音楽大学時代の友人とこうしてゆっくり話をするのは本当に久しぶりで、かなり舞い上がってしまいました。結論としては、「あの学校は相当大変な学校だったね」ということに、おおきくまとまりました。
彼女は学生のころと同じように今でも頑張り屋で、音楽一筋!な性質がひしひしと伝わってきました。現在はプレイヤーとしてオーケストラに所属し、多忙な日々を送っているようで、その中で時間を見つけて会ってくれて本当に感謝しています。

ありがとう。また話そう。



11月3日
ご縁があって、12月1日に一緒に演奏するビッグバンドの方々との練習でした。ブログを読んでくれている人なら知っていると思います、8月にアレンジをしていたアレです。私の曲を2曲、ビッグバンド用に編曲しました。
最初の練習だったので、お互いに慣れないかんじではありましたが、ホーンがバリバリ吹いてくれるとカッコよくて嬉しい。こちらも良くなりそうで、次回練習が楽しみです。


関西での演奏は、5日(月)京都・陰陽(ネガポジ)です。そのあと東京に移動し、6日(火)7周年を迎える阿佐ヶ谷のネクストサンデーで、mueさんと二人で演奏します。ネクストサンデーは、ほんとうに色々な思い出の詰まったライブハウスなので、楽しみです。

まだまだ続きます。