作曲家・富山優子 音に言葉

日々之音楽・思考・言葉

年末らしきこと

大掃除ならぬ小掃除で今年は済ませようと、昔の荷物を整理していたら、写真が色々出て来ました。
懐かしさに思わず、年代を追って写真を眺めていました。
教育実習の時の写真もあり、(私の曲に「教育実習の歌」というタイトルの曲があるのですが、あれの初版はまさに実習中に作ったんです)そのときの生徒たちはいま何をしているのかな、なんて考えました。

今よりもずっと写真の量が多くて、そういえばこの頃はデジカメもあまり画質が良くなかったから、フィルムで撮って焼き増しして人からもらったり人にあげたりしていました。データではなく紙でモノとして残っているので、余計に当時のことが鮮やかに甦って来てちょっぴりセンチメンタル、この人たちに会うことはもう無いんだろうな、余計に今、自分が一体どこに居るのか混乱したりもしました。
アンサンブルを指揮している写真やら、モデルとなって撮られた門外不出ぎみの写真など、色々楽しみました。

そのあと、もう読まない漫画や本を売りに持っていったら、一山いくらの値がついて、私の青春こんなものかと思いました。
本屋の帰りにスーパーマーケットを覗くと、人がいっぱい居て、紅白の垂れ幕でおせちが飾られ、ああ2009年の年末なんだなと思い出しました。


今年は色々な出来事が起こりました。月に1枚のCD制作シリーズを始められたのが嬉しいかぎりです。あわせて、ソロのライブ活動も少しずつ増えています。これもひとえに、皆様のおかげです。聴きにきてくださるお客様、お世話になっている方々、本当にいつもありがとうございます。
来年も、変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願い致します。来年も、もっといい曲たくさん作って行きます。
来年も、皆様に音楽を届けます。よいお年をお迎えください。



富山優子