昔に憧れていたものは、いま聴いても特別な感情を呼び起こす。
もうずいぶん前に知っていた方々と、このたびご一緒させていただきました。
17日は上原貴之さんと演奏しました。
上原さんは当時、新進気鋭といったかんじで個性的な曲をたくさん作っていました。
キラキラまぶしかったです。
久しぶりに会ったら、変わらずエロかったです。
【セットリスト】
1.てにふれ
2.シノバズ
3.友達になろう
4.ハイデリッヒ
5.おおグリーン
6.吾子(あこ)
7.かっこう
8.おんがくのかみさま
9.エピローグ
元・四谷天窓のスタッフさんだった美紀さんが、先月オープンしたお店『ナカノステレオ』で。
18日はアヤコレットさんとでした。
当時わたしはすごく憧れていて、そらんじられるほど曲を聴いていました。久しぶりに聴けて、当時のことを思い出してしまって色々と参りました。やっぱり大好きです。
【セットリスト】
1.てにふれ
2.シノバズ
3.友達になろう
4.ハイデリッヒ
5.私の望み
6.吾子(あこ)
7.明るい陽射しに
8.おんがくのかみさま
enc.若草の頃
いずれもご来場ありがとうございました!!
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本当に好きな音楽が聴けた。
青春時代に好きになったものはいつ聴いても引き込まれてしまう現象の意味が、よくわかりました。
あれからずいぶんと時間が経って、住む場所も身分も働く場所も(そもそも当時は学生だった)活動する名義も作る曲も演奏する場所もつきあう人々も全く違ってきているわけで、それはおふたりも同じことで、昔の曲をおふたりに要求するのは間違いだったかもしれない。でも聴きたかった。あのころ大好きで憧れていた曲たちを聴きたかった。
聴いてしまったら否応なしに当時へと引きずりこまれていき、いいこともわるいこともポロポロと思い出した。いいこと自体がよかったのか、わるいこと自体が本当にわるかったのか、今となってはわからないけど、そのときは周りのことたちを本当に愛していたし心から逃げたかった。幸せになりたいと本心で思っていたはずだった。そのとき抱えていた行き場のない思いや、もっと強い感情たちが、遠くからのものとして現在の心にかじりついてきて、甘ったるい痛みへと変わっていった。
なんだろうなあ。
今は昔よりも、わかりやすい文章を書いて、視聴者を見据えた音楽を演奏して、親しみやすい人格のはずだが、それがいいのかわるいのかなんてわからない。昔のトンがっていて乱暴な自分も、そんなに嫌いではないし(やつは、がんばっていた)、今の柔らかめな自分も成長過程の一形態として悪くないと思っている。
それよりなにより、他者との関わり方がどう変化していっているか、のほうが重要かもしれない。以前はもっと無茶苦茶だった。
などなど色々考えてしまうほど、ライブが良かったってことです!
音楽が変わるんじゃなくて、私たちが変わっていくんだなぁと感じました。
大人になって再会できて、よかったです。
ありがとうございます。